四日市市日永西1丁目30−12　TEL.059-320-3030

三重県四日市市にあります「川野眼科」より緑内障についてご案内します。

緑内障について

緑内障とは

緑内障は眼の圧力により、視神経が傷み、傷んだ部分が見えなくなる病気です。
進行するとすべての視神経が傷んで失明することがあります。
緑内障の初期には自覚症状がありません。
これが緑内障の怖いところです。
見えなくなってしまった部分があっても自分では気づかないのです。
そのまま気づかずに緑内障が進行すると徐々に見えない部分が拡大していきます。
現在の医学では一度見えなくなってしまった視野を元に戻すことはできません。
そのため緑内障は早期に発見し、進行を予防する治療を継続することが大切です。

緑内障を早期に発見するには

日本では４０歳以上の方の１７人に１人が緑内障であるというデータがあります。
緑内障かどうかを判断するには眼圧検査、眼底検査、視野検査が必要です。
もし緑内障と診断されても早期発見であればそれほど悲観的になる必要はありません。
現在の緑内障治療は多くの場合目薬で進行を防ぐことができるからです。
しかし一旦点眼薬による治療で落ち着いても、ふたたび進行する場合もありますので、必ず眼科で定期的に検査を受けましょう。

緑内障の治療

現在、緑内障の目薬には数多くの種類が発売されており、緑内障のタイプ、進行度により、それぞれにあった目薬の種類、組み合わせを選ぶ事が重要です。
また、緑内障のタイプによってはレーザー治療が非常に有効な場合があります。当院では最新のレーザー機器をそろえ各種レーザー治療に対応しておりますので、担当医にご相談下さい。
また、各種点眼薬、レーザー治療にてもコントロールできない場合は手術が必要となります。
進行すると元に戻らない病気の性格上、治療のタイミングがとても重要です。